いつも思うんだけど

本屋をぶらぶらしていたら、「泣ける歴史エピソード」みたいな本があってどんなもんかと手に取ってみたらまぁ白殊的には泣けもなんもしないというか、いいエピソードだと思うのも幾つかは混じっていましたが、そう取り立てていいエピソードってものでもありませんでした。
ほとんど知ってるのばっかりだったし。
歴史ブームに乗って出した中身の軽い本って感じ。

そんでもって、そういう本に共通して言えるのは…徳川家康に対しての評価が芳しくない。
ぶっちゃけ悪い。

別に悪く言うなとかそんな事は言うつもりはないし、嫌いな人は嫌いで構わないんだけど、せめて家康の計り知れない功績は知った上で悪く言うなり嫌うなりして欲しいなぁと思う訳ですよ。

まぁ…お前が人の事言えるのかと言われたら…。

わたしゃぶっちゃけ秀吉が嫌いです。
彼の人心掌握術というか、人を使う上手さというのは認めます。
間違った事をしでかす前の彼は立派だったと思います。
それを知った上で私は彼が嫌いです。
他人の物を、あまつさえ主家に忠誠を誓った忠臣を権力に任せてよこせ、というところが嫌いなんです。
自分の権力なら人の心すら従えられると思うところが気に食わない訳で!
と、人の事はなんも言えないワケですがね。

話は戻りまして、何が言いたいかと云いますと、歴史を、特に戦国時代を扱う人は何をおいても山岡荘八先生の【徳川家康】全26巻(文庫版)を全部読んでください!
と、まるで出版社の回し者のようなことをいいたいわけで(´・ω・`)
もちろん回し者ではありません。

山岡先生は家康を絶対正義としては書いていません。
織田信長や豊臣秀吉も十分に書いておられます。
あの乱世の中、いかに生きてきた人々がいたか、その中で平和を求めたのは誰だったのか、読めばそれを知る事が出来ます。
それが、是非読んで欲しい理由です。

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